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子供の頃の夢

友達って大切だと思っていた。

子供の頃は、家族なんかより友達や学校の仲間と一緒にいる時間を大切にしていた。

家族といる時はいつもドキドキして怯えながら生活してたから。

学校だったり、そろばん塾だったりが唯一の逃げ場所だった。

母が夕方仕事から帰ってくる音を聞き分けられるようになったのは

小学校二年生くらいだったなあ。

お姉ちゃんの帰ってくる気配や音とは明らかに違った。

急いでテレビを消して、素早く身の回りを片付けて自分の部屋へ行き

教科書を広げて、母がいつ入ってきても大丈夫なように準備を整えたっけ。

夏休みの日記帳が毎日書けなくて、『見せなさい!』と言われてから

急いでトイレに閉じこもり、ものすごい勢いで嘘の日記を書いたっけ。

嫌な思い出ばかりだ。

思い出したくもない。

でも、友達を思い出すたびに家族との生活も思い出す。

当たり前だ。

楽しい学校生活を思い出すたびに、母の折檻を思い出してしまう。

思い出が繋がっているから。

私は、母のようにはならない。

絶対に。

そう誓って子供を生んだ。

母との関係のような親子にはならない。

絶対に。

仲の良い親子関係が私の夢。

子供の頃に夢見た家族。

残念ながら、夫とはもう終わってしまったけど(だって所詮他人だもの)

息子は、私の細胞であり、私の一部である。でも、全部じゃない。

それを認めることも、大切なことだと信じている。

お互いを尊重しあう親子関係。

お互いに勝手なことをしていても信じあう親と子の関係。

言いたいことを言い合える親と子の関係。

それが私の夢。

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